加熱式タバコの一種であるヴェポライザーですが、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。
実は紙巻きタバコや加熱式タバコに比べて大幅な節約が期待できるなどの魅力があります。
本記事ではヴェポライザーの仕組みやメリット・デメリットをまとめていますので、購入を検討している方は是非参考にしてみて下さい。
・ヴェポライザーの仕組み
・電子タバコとの違い
・ヴェポライザーのメリットとデメリットについて
・ヴェポライザーの使い方
・おすすめデバイス
ヴェポライザーとは!仕組みや電子タバコとの違いについて
ヴェポライザーの仕組み
ヴェポライザーとは加熱式タバコの一種で、「シャグと呼ばれる手巻きタバコ用のタバコ葉を電気で加発し、発生した蒸気を吸引する」という仕組みです。
iQOSやgloなど他の加熱式タバコと同じくタバコ葉を燃やさないことで、タールなどの有害物質を大幅に削減することが出来ます。
他の加熱式タバコと仕組みは近いですが、ヴェポライザーは専用のカートリッジやスティックを使用しないという特徴があります。
ヴェポライザーはシャグ(手巻きタバコ用のタバコ葉)か、市販の紙巻きタバコをカットしたものを本体に差し込んで使用します。
ヴェポライザーはシャグなどを使用しますが、基本的な仕組みは他の加熱式タバコと同じです!
電子タバコ(VAPE)との違い
ヴェポライザーの仕組みは加熱式タバコと同じですが、電子タバコ(VAPE)とは何が違うのでしょうか。ヴェポライザーと電子タバコの大きな違いが下記の2つです。
・煙が発生する仕組み
・タールやニコチンの有無
ヴェポライザーはタバコ葉を電気加熱することで発生する蒸気を吸引しますが、電子タバコはリキッドと呼ばれる液体を加熱します。
日本国内で販売されているリキッドにはニコチンが含まれておらず、電子タバコ(VAPE)は基本的にニコチン・タール0で楽しむことができます。
ヴェポライザーと電子タバコの一番の違いはニコチン・タールの有無で、電子タバコは禁煙時のサポートグッズとしても使用することが可能です。
電子タバコが気になる方は下記の記事がオススメです!
ヴェポライザーのメリット
次にヴェポライザーのメリットについて見ていきましょう。主なメリットが下記の通りです。
1.ランニングコストが安い
2.健康面への被害を抑えられる
3.様々な種類のフレーバーを楽しめる
それぞれの項目について順に説明したいと思います。
1.ランニングコストが安い
ヴェポライザーを使用する上で最大のメリットがランニングコストを抑えられるという点です。
本体デバイスを購入する必要はありますが、紙巻きタバコを4等分にして使用する場合は、年間でかかるタバコ代を1/4までコストカットすることが可能です。
また、シャグを用いた場合でも大幅なコストカットが期待できます。
下記が紙巻きタバコやiQOSと比べた1年間のランニングコストになります。
種類 | 本体費用 | 1年間の ランニングコスト | 紙タバコと比べて何円お得か |
紙タバコ | 0円 | 219,000円 | ー |
iQOS | 3,980~9,980円 | 211,700円 | ー |
ヴェポライザー ※紙巻きタバコ使用 | 8,000円~10,000円 | 54,750円 | 約16.5万円お得! |
ヴェポライザー ※シャグ使用 | 8,000円~10,000円 | 62,050円 | 約16万円お得! |
本体デバイスは8,000~10,000円ほどかかりますが、年間のランニングコストを考えると紙巻きタバコより非常に安い価格で喫煙できることが分かります。
タバコ代の節約方法については下記の記事でも紹介しているので、是非参考にしてみて下さい!
2.健康面への被害を抑えられる
ヴェポライザーは加熱式タバコと同じくタールやその他の有害物質の発生を抑えられるので、健康面への被害を抑えることができます。
受動喫煙による周囲の方への影響を抑えることを期待できる点も大きなメリットになります。
またヴェポライザーは煙や臭いが紙巻きタバコと比べると非常に少ないという特徴があります。
煙と臭いが少ないので室内でも気軽に吸いやすく、壁への着色汚れの原因となるタールが大幅に削減されていることから、室内の着色汚れを気にしないで済むというメリットがあります。
ヴェポライザーは健康面への被害を抑えられる・煙や臭いが少ないというメリットがあります!
3.様々な種類のフレーバーを楽しめる
専用のタバコスティックを使用する必要がある加熱式タバコとは違い、ヴェポライザーはシャグ(手巻きタバコ用のタバコ葉)を使用できるので様々なフレーバーを楽しむことができます。
メンソール系・デザート系・フルーツ系など様々なフレーバーが販売されており、自分好みの味を探せるというのもヴェポライザーの醍醐味の1つです。
ヴェポライザーに使用するシャグは様々なフレーバーが販売されており、自分に合った味を選びやすいです!
ヴェポライザーのデメリット
ヴェポライザーのデメリットが次の通りです。
1.定期的なメンテナンスが必要
2.使用するまでに手間がかかる
こちらも順に詳しく見ていきましょう。
1.定期的なメンテナンスが必要
ヴェポライザーのデメリットとして定期的なメンテナンスが必要なことが挙げられます。
本体デバイスによって方法は異なりますが、定期的にメンテナンスをしないと本体故障の原因に繋がってしまいます。
また吸い終わった後にチャンバー内に残ったシャグをピッキングツールなどで取り出すなどの掃除も必要になります。
慣れればデバイスのメンテナンスやチャンバー内の掃除はすぐに終わるので気にしすぎる必要はありませんが、定期的なメンテナンスが必要なことは頭に入れておきましょう。
ヴェポライザーは定期的なメンテナンスが必要になります!
2.使用に手間がかかる
ヴェポライザーは使用するまでにいくつかの手順が必要になります。
シャグをチャンバーに詰めて、吸い終わった後は掃除して・・・など、今まで紙巻きタバコを吸っていた方にとっては一連の準備が煩わしく感じることもあると思います。
とはいえ使用するまでの準備も慣れれば時間がかかるものではないので、あらかじめ使用方法を確認しておきましょう。
ヴェポライザーは使用するまでに手間がかかりますが慣れれば時間はかからないので、あらかじめ使用方法を確認しておきましょう!
ヴェポライザーの使い方
初めてヴェポライザーを購入して使用する場合は、使い方を事前に確認しておきましょう。
ヴェポライザーの基本的な使い方の手順は下記の通りです。
①本体を充電する
②チャンバーにシャグを詰める
③本体の電源を入れて温度を設定する
④吸い始める
⑤電源を切れたら終了
シャグの種類は『コルツ』・『チェ』・『チョイス』などが挙げられます。
次にそれぞれの手順について詳しく見ていきましょう。
手順1:本体を充電する
ヴェポライザーは電力を使用してシャグ(タバコ葉)を加熱します。
本体を購入したらまずは充電ランプを確認しながら本体を充電しましょう。
手順2:チャンバーにシャグ(タバコ葉)を詰める
充電が完了したら、チャンバーにシャグを詰めていきましょう。
シャグを詰める時にギチギチまで詰めすぎないように注意しましょう。
あまり詰めすぎると空気が通らなくなり吸えなくなってしまったり、本体トラブルの原因になります。
詰めるシャグの量は本体デバイスにもよりますが、大体のデバイスで0.2~0.4gほどです。
またシャグではなく紙巻きタバコを使用する場合は、紙巻きタバコを3~5等分にカットしたものをチャンバーに差し込みます。
手順3:本体の電源を入れて温度を設定する
シャグを詰めたら本体の電源を入れて温度を設定します。
使用している本体にもよりますが、約170~220℃の間で温度を調整することが可能です。
温度が高いほど吸い心地が強くなるなど、設定温度によって喫煙時の味わいが変わります。
自分の好みを探りながら調整してみましょう。
初心者の方はまずは200℃で設定してみるのがオススメです!
またシャグではなく紙巻きタバコを使用している場合は、少し高めに温度を設定しておくのがオススメです。
手順4:吸い始める
設定した温度まで加熱が完了したらLEDランプが点灯・点滅したことを確認して吸い始めましょう。
加熱が終わってから少しの間は、一気に吸い込むと蒸気が熱いので注意が必要です。
ゆっくりと吸い込むことを意識しましょう。
手順5:電源が切れたら終了
電源が自動でオフになったら終了です。
終了後は本体の熱が冷めるまで少し待って、チャンバー内に残ったシャグを付属のピッキングツールなどで取り出しましょう。
おすすめヴェポライザー
最後にオススメのヴェポライザーの本体機種をいくつか紹介します。
購入の際の参考にしていただければと思います。
おすすめデバイス1:WEECKE C-VAPOR 4.0
【スターターキット価格】:8,800円
【加熱方式】:コンダクション式
【バッテリー容量】:3,000mAh
【喫煙可能時間】 :240秒/420秒
機能性 :5.0
持ち運びやすさ:4.0
使いやすさ :4.0
まずオススメしたいのが『WEECKE C-VAPOR 4.0』という製品です。
シリーズ累計販売台数は10万台を超えている定番の人気デバイスとなります。
バッテリーが大容量で、160℃~240℃までの9段階で加熱温度を設定できるなどの特徴があります。
また人気製品ということもあって備品や付属パーツも幅広く販売しているので、初心者の方にもオススメできるデバイスとなります。
おすすめデバイス2:WEECKE Fenix mini
【スターターキット価格】:9,800円
【加熱方式】:コンベクション式
【バッテリー容量】:2,300mAh
【喫煙可能時間】 :180~360秒
機能性 :5.0
持ち運びやすさ:4.5
使いやすさ :4.0
次にオススメしたいのが『WEECKE Fenix mini』という製品です。
こちらも非常に人気が高いデバイスとなります。
吸った際の味が濃厚で吸いごたえが強いということが特徴として挙げられます。
また液晶ディスプレイが採用されているので扱いやすく全体的に機能性が高いです。
加熱温度の設定レンジは160℃~230℃となっています。
おすすめデバイス3:XMAX XVAPE AVANT
【スターターキット価格】:4,980円
【加熱方式】:コンダクション式
【バッテリー容量】:1,200mAh
【喫煙可能時間】 :210秒
機能性 :4.0
持ち運びやすさ:5.0
使いやすさ :4.5
次にオススメしたいのが『XMAX XVAPE AVANT』という製品です。
本体のサイズがコンパクトで携帯性が高く持ち運びしやすいという特徴があります。
また、他のデバイスと比べると価格が安いというメリットがあります。
価格が安いとはいえ吸いごたえはしっかりしているので、お試しでヴェポライザーを始めてみたい方や2台目の購入を検討している方にオススメです。
加熱温度の設定レンジは180℃~220℃となっています。
ヴェポライザーのデバイスについて他にも確認したい方は下記の記事もチェックしてみてください!