近年愛用している方が増えている電子タバコですが、『電子タバコと紙タバコの違いがよく分からない・・・』という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな方に向けて電子タバコと紙タバコの違いについてまとめています。
・紙タバコと比べて健康被害は大きいのか
・価格はどれくらい違うのか
・電子タバコと紙タバコの吸い心地の差など・・・
成分の違い
紙タバコに含まれる有害物質
紙タバコとは刻んだタバコ葉を紙で包んでいる筒状の製品ですが、このタバコ葉に含まれるニコチン・タールが主な有害物質となります。
ニコチンは高い依存性があり、心臓への負担や血管の廊下の促進などが起きることで知られています。
タールは数十種類もの発ガン性物質が含まれており、ガンの発症リスク増加などが知られています。
ニコチン・タールにより多くの健康被害がもたらされます!
ニコチン・タール以外ではタバコ葉が燃焼する際に発生する一酸化炭素も毒性の強い気体として挙げられます。
電子タバコにはニコチン・タールは含まれない!?
では、電子タバコにも紙タバコと同じように有害物質が含まれているのでしょうか?
結論としては、基本的に電子タバコにはニコチン・タール・一酸化炭素は含まれていません。
電子タバコはタバコ葉を使用しておらず、液状のリキッドを電気加熱することで発生する蒸気を楽しむ製品となっています。
タバコ葉ではなくリキッドを使用していることで、電子タバコにはニコチン・タール・一酸化炭素などの有害物質が含まれないのです。
※海外ではニコチンを含むリキッドが販売されていますが、日本国内ではニコチンを含むリキッドの販売が禁止されています。
電子タバコには、紙タバコに含まれている主要な有害物質が含まれていません!
有害物質 | 紙タバコ | 電子タバコ |
ニコチン | ○ | × |
タール | ○ | × |
一酸化炭素 | ○ | × |
電子タバコの成分と安全性とは!
電子タバコのリキッドに含まれる主な成分は、プロピレングリコールや植物性グリセリンなどです。
プロピレングリコールや植物性グリセリンは、どちらも植物添加物として広く使用されており、私達が普段から摂取している成分です。
日常的に摂取している成分という点で健康面への安全性の裏付けとなっています。
つまり、電子タバコにはニコチン・タール以外にも目立った有害物質は含まれておらず、紙タバコに比べて健康面への安全性は非常に高いと言えます。
電子タバコは安全性が高く、健康面への不安を持つ必要はありません!
また、2017年には自然科学論文雑誌であるネイチャーから「電子タバコの長期使用において健康面への懸念は示されなかった」という内容の論文が発表されています。
値段(ランニングコスト)の違い
1年間に紙タバコを喫煙した際にかかる金額
紙タバコを1日に1箱喫煙した場合、1年間でどのくらいお金がかかるかを考えてみましょう。
現在、殆どの銘柄で紙タバコは1箱600円となっています。この条件で計算してみると、、、
1ヶ月で約18,000円、1年間で約219,000円と決して安いとは言えない値段に・・。
紙タバコは1年間で20万円以上と非常に高額・・・
1年間に電子タバコを喫煙した際にかかる金額
次に電子タバコを1年間喫煙した場合にかかる金額を計算してみます。
電子タバコを喫煙する際に必要になるのは、初期費用として加熱式デバイス、消耗品としてフレーバー付きのリキッド・コイルが挙げられます。
加熱式デバイスは製品によりますが、相場は1,000円〜10,000円程度。
フレーバー付きのリキッドは15mlで約1,000円で、リキッドが60mlあれば1ヶ月は喫煙できますので、リキッド代として1ヶ月で約4,000円、1年間で約48,000円必要になります。
コイル代は1ヶ月に約1,000円かかりますので、1年間で約12,000円必要になります。
初期費用を除けばリキッド代とコイル代を足して、
電子タバコの1年間の喫煙にかかるコストは約60,000円と紙タバコと比べて圧倒的に安く済みます。
種類 | 初期費用 | 1年間のランニングコスト |
紙タバコ | 0円 | 1日1箱 × 365日 約219,000円 |
電子タバコ | 1,000円~10,000円程度 | リキッド代とコイル代を合わせて 約60,000円 |
電子タバコは紙タバコと比べて1年間で15万円以上の節約になります!
電子タバコを用いた節約については次の記事も参考にして下さい!
吸い心地・香りの違い
紙タバコと比べて電子タバコの香り・吸い心地はどうなの?
電子タバコには、蒸気を大量に吐き出せる製品・殆ど蒸気が発生しない商品など多様な特徴を持つものが販売されています。
大量に蒸気を発生するタイプの製品を選べば、電子タバコでも紙タバコのような強い吸い心地を感じることができます。
電子タバコでも紙タバコと似た吸い心地を楽しめます!
また、リキッドのフレーバーを変えることで多種多様な香りを楽しむことができます。
フレーバーの種類の一例は以下の通りです。
・フルーツ系:レモン・オレンジなど
・デザート系:バニラ・クッキーなど
・フローラル系:ローズ・ラベンダーなど
・ドリンク系:コーヒー・エナジードリンクなど
・タバコ系
・メンソール系
紙タバコには無い香りを楽しむことが出来るのも電子タバコの魅力の一つです。
電子タバコと紙タバコの違い:まとめ
最後に電子タバコと紙タバコの違いをまとめます。
・成分の違い
→電子タバコには主要な有害物質は含まれておらず、健康面への安全性も高い。
・値段の違い
→電子タバコは紙タバコに比べて、1年間で15万円以上お得。
・吸い心地の違い
→電子タバコでも紙タバコと同様の吸い心地を楽しめる。
下記の記事でも電子タバコについて解説しているので、興味がある方は是非確認してみて下さい。
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